おいしい野菜の見分け方 その3  ~だいこん編~


生活の知恵としてのいいならわしに「大根をまくとき、怒ってまくと辛い大根ができる」という言葉があります。
大根の辛味は辛子油の有無によるもので、肥料不足・水分不足や
害虫におかされた場合に出やすいです。
こうした味は、人の喜怒哀楽には直接関係
ありませんが、どんな作業をするときも平和な心で行わないと、作物に障害がおきますよ、という戒めの言葉です。

野菜といえど、生き物です。文句を言われ粗雑な扱いをされて育つよりも、いい言葉をかけられて楽しく植えてもらい育ったほうが素直に育つはず。
それがおいしさにつながるといっても過言ではないように思えます。

ぴたらでは「何事も楽しむことを前提に!」を合言葉に作業をしています。
時には暑さの中、寒さの中の農作業もみんなでおしゃべりしながらやると、あっという間に楽しくできちゃいます。
そんな農作業の楽しさを、イベントを通してより多くの人と共有したいと思っています。今後のイベント情報もどうぞお見逃しなく!!!

さて、大根は日本の野菜の中でも栽培の歴史がとっても長い野菜です。
古くは古事記にも登場します。
大根は、根っこの跡が縦に真っ直ぐ揃っているものが、まっすぐ素直にそだった証。根は白さが冴え、かたくしまりずっしりと重く、肌のきめ細かいものが良いものです。首が黒いものは老化してス入りが多いので避けましょう。
葉で見分ける場合は、鮮やかな緑色でみすみずしいものを選びましょう。
ぴたらの大根は、根もさることながら、みずみずしい葉っぱが自慢です。
大根の葉っぱは、実は、根の部分よりも栄養が豊富です。ビタミンAやCやミネラルがたくさん。


<ファーム通信vol.4(11/12号)より転載>

by彩華(畑担当)

出店報告「森だくさんの森の市」

11/23(火)に「森だくさんの森の市」に出店しました。名前の通り内容も魅力ももりだくさん!

会場となったcaf?くじらぐも」の大きな蔵にはこだわりの衣類や雑貨や食べ物を売る店が並び、子供が落ち葉と遊べる砂場ならぬ落ち葉場があったり、外では竹を削り箸や器を作る場所があったりと、森を支える人や自然をキーワードに子供も大人も楽しめる素敵なイベントでした。

食欲をそそる釜焚きのご飯や揚げたてのコロッケの匂いなど、幸せな食卓を思わせる匂いが漂うなか、私たち「ぴたらファーム」もカブステーキを焼いて試食してもらいました~。試食した人からは「カブとは信じられないくらい甘い!」と嬉しい声をもらいました。やっぱり食べてもらって味に納得して買ってもらえる、それほど生産者として嬉しいことはありません。生産者と消費者の顔がお互いに見えるやり取りをどう作るか。それは私たちの大切にしていきたい課題の一つですが、今回の出店ではとても良い感じで、相互の関わりもあって楽しい出店でした。

今回は前に農体験に来てくれた菜実ちゃんが出店の手伝いをしてくれました。ありがとう!

ファーム通信vol.6(11/26号)より転載
 by 泰斗(畑担当)

潜入捜査員、彼の正体は一体・・・ <ファーム探し その2>

 ファーム探しの第2話です。

(これまでの話は、ブログ右のカテゴリーの「ファーム探し」をご覧ください。)

 

 山梨県北杜市の農村景観や山岳景観の魅力にローレライの舟人のように惹かれてしまった僕たちは、この地を中心としてファーム探しを進めていくことにしました。             

・・・と言っても、この地は身寄りも友人もいないので、ゼロから始めるしかありません。また、北杜市といっても、八ヶ岳から南アルプスまで広がっていて、さらにその周辺市町村も入れると広大なエリアで土地の特徴を把握するのもなかなか大変なものです。

 そこで、虎穴に入らずんば虎児を得ず、ファームに入らずんばファームを得ず、ということで、泰斗が潜入捜査員よろしく、北杜市やお隣の韮崎市の有機農家さんをまわることにしました。土地の情報を得るだけでなく、有機農家さんや地域の人たちとのネットワークをつくり、野菜や農業技術の地域的な特色等をおさえるためです。

有機農家で実際に農作業をさせていただくには、“WWOOF(ウーフ)”という便利な仕組みがあります。お金のやりとりなしで、「食事・宿泊場所」と、「力・知識・経験」を交換するというワールドワイドな仕組みで、ウーファーを募集している有機農家さん宅に泊まって農作業をお手伝いします。泰斗や彩ちゃんも豪州やNZでも経験しているそうです。

泰斗は、ウーファーを募集している北杜市の農家を全て訪ねたと言えるくらい、春から夏まで有機農家さん巡りをしていました。おかげで、北杜市の有機農家さんについては誰にも負けないくらい詳しくなったようです。えがおファーム、畑山農場kino caf?、身体気象農場…。さらには、人とのネットワークで、豚放牧のぶぅふぅうぅ農園Caf? くじらぐもたわわ邸八ヶ岳YESファーム…。僕も週末に山梨に訪問する度にいろいろな方に紹介していただきました。有機農家というのは、有機物を循環させるだけでなくて、人と人との絆をつなげるものなのかと妙に納得してしまいました。

 人との繋がりが増えていくに従って、ファーム候補地がいくつか挙がってきました。また、長野の自然農法センターで研修生として働く彩ちゃんとも出会うことができたのでした。(つづく)         

<ファーム通信vol.4(11/12号)より転載>
by
タイジュ(運営担当)


山梨のカフェ「くじらぐも」。泰斗が一時的にスタッフ化していました。

週末のこと

 週末は土曜も日曜も天気がよく、畑に出ると口笛吹きたくなるような気持ちよさでした。

日曜日には、泰斗の高校時代の自転車旅仲間の伊藤さん夫妻がいらっしゃいました。
お二人には、玉葱の定植を手伝っていただきました。
持参された手づくりチーズケーキが素晴らしく美味しかったです。
奥様はご出産の予定ということですが、元気な子が産まれることを願ってやみません。
(生命感あふれるぴたらファームの野菜を食べれば、きっと大丈夫!)

また、野菜セットにもどこにも出していなかった野沢菜に買い手が現れました。
地元白州の有機ファーマーのKさんのお兄さんが日曜日の朝にいらして、畑の野沢菜を大層気にいってくださり、畑のここからここまで欲しいという、前代未聞のご注文をされました。指定された範囲の畑に杭を建てておきました。くしくも僕らが、ピクルスイベントのオプションで行う野沢菜漬けと同じ日(12月12日)にご入り用とのこと。不思議なこともあるものです。
※ちなみに、野沢菜はまだたくさんあります。野沢菜漬けにチャレンジされたい方、ご連絡をいただければ対応できます。

それから、白州のギャラリー&カフェ「かたかご」から野菜の引き合いがありました。
http://homepage2.nifty.com/katakago-katakago/
野菜を気にいって、購入いただいたうえに、お客さんの紹介までいただいてしまいました。
「かたかご」からいただいた料理が大変美味しかったので、僕らスタッフも一度お店に伺いたいと思ってます。

はくしゅう道の駅への初めての出荷は、ミズナや辛子ミズナ、ルッコラ、カブ、ターサイ、小松菜はほぼ完売。山東菜と日野菜カブといったマイナー野菜(多分、食べ方がわからなかったんだね)が一部、それから大根が相当数売れ残りました。
大根は、他の農家さん(ほとんどお年寄り)もいっせいに低価格でだされていて、価格勝負で負けてしまいました。
僕らの野菜は、無農薬無化学肥料なのですが、JAS法の規制等でそうした記載ができず、差別化を図りにくかったです。また、試食等もできないので、味で売り込むこともできなかったです。デザインや理念で違いを見せたのですが、やはりデザインや理念で動くのは30~40代あたり。そのあたりの客層がそもそも少なかったですね。いろいろと勉強になります。
こうしたらいいんじゃないか?といったアイディアも募集中です。

(by 運営担当 タイジュ)


土曜日。一週間前に麦まきイベントで小麦をまいた畑。
まだ、芽は出てきていません。


ぴたら邸から眺める畑。霜がおりています。
この畑もいつか借りられたらいいなぁ。(今は誰かのもの)


日曜日の朝、霜のおりた畑で、ターサイが白くなっています。
霜がおりるたびに甘さが増すそうです。

5人目のスタッフに巾君が内定

ぴたらファームは、現在、泰斗(たいと)、彩華(さいか)、大樹(たいじゅ)、暁子(さとこ)の4人のスタッフが力を合わせながら、野菜づくりと運営をしています。

5人目のスタッフが内定しました。
大工の巾(ハバ)君です。
大工仕事はもちろん、バイクの修理から、料理から、スポーツから、お風呂場でのシャボン玉づくりまで何でも器用にこなす20代の若者です。
持続可能なシンプルライフを実践していて、素晴らしいです。
しばらくは、大工を続けられますが、いずれ合流してくれることになりました。

ぴたら邸から徒歩1時間、スケートボードで?分離れた自宅へと帰っていく姿です。
忍者スタイルでかっこいいですね。