おいしい野菜の見分け方 ”かぶ”

~かぶのおはなし~

かぶの原産は中近東に野生するナタネの変種です。
原種は今のようにまるまるしたかぶの形をしておらず、地下部は根っこが少し膨らんだくらいの形をしていて、もともと小麦の雑草的な存在でした。
小麦を栽培していた地域が大寒波に見舞われ、小麦が駄目になった際、デンプンを根に貯えるかぶは生き残り、小麦に代わって、人々の貴重なデンプン源として食されました。
より安定した冬場の食料確保を求めた人々は、このかぶの食べられる部分がもっと大きくなるように品種の改良を行い、今のかぶのように根っこと茎の間がまるっと大きくなったものになりました。
私たちが食べているかぶは、実は根っこではなく、茎と根の中間が肥大したものだったんですね。
おいしいかぶはやっぱりこの中間部分が命。写真のぴたらのかぶのように横にはっているものがおいしいです。
初霜にあたり、より一層甘さを増しました。ぜひ一度、生のまま食べてみてください。 

[ぴたらファーム通信vol.3(11/5号)より]
by彩華(畑担当)


ぴたらファームの一番人気野菜の”かぶ”

玉ねぎさん、なぜ料理のときに涙がでるかわかりました。

 いよいよ、紅葉が山の麓まで下りてきました。
ぴたらファームから眺めることのできる甲斐駒ケ岳の上から下まで、山肌が色付いています。
ピークのあたりは、夏の間、木々に隠れていた岩肌が顔を出して荒々しさが増したように思います。

週末の畑作業は、玉ねぎの定植を行いました。
9月に畑を始めたばかりのときに真っ先に種まきした玉ねぎが5~10センチくらいに密生して伸びてきたのをいったん根っこごと全て摘み取ります。
これを間隔を開けて畑に植え直します。
普通の野菜であれば、種まきしてそのまま大きくなるまで育てて収穫するという流れですが、玉ねぎはこの定植作業を一本一本行うことになるので、作業工程が一つ多くなり、かなりの労力がかかります。
そのうえに育つのが遅い。もう一緒にまいたカブさんも大根さんも収穫の時期を迎えているというのに、玉ねぎさんはまだちょっぴり芽が出たくらいじゃないですか!!
きっと、調理のときに包丁をいれて涙が出てくるのは、あれは農家さんの苦労が目にしみるからなんですよ。きっと!

スーパーで3個100円といった値付けをよく見ますが、泰斗曰く、「有機農業ではありえない値付けだ」とのこと。
今回は、定植作業を腰をかがめて、ひいこらひいこらやりまして、それを実感しました(笑)
と言っても、三人で全体の1/4程度しかまだ終わってませんので、ぜひお手伝いいただける方を探したいところです。
ちなみに、新玉ねぎの出荷は6月を予定しています。
きっとサラダにしたらシャキシャキの玉ねぎができあがることでしょう。
お楽しみに~。(かく言う自分が一番楽しみ!)

この季節、昼間は太陽が出ていれば温かいですが、夜になるとさすがに冷えます。
フリースだけでは身体が冷えました。ダウンジャケットを手に入れたいところです。
冷えた身体にはお決まりの「べるがの湯」で身体の芯まで温めます。
露天風呂から見上げれば、星座の形もわからないほどの無数の星たち。
都会にいると人間が中心で世界がまわっていますが、こうやって人工光の少ないところに来ると、宇宙が廻っている中で、この地球にいる僕も生きているのだと感慨が起きてきます。
ちょっと、池澤夏樹さんの「スティルライフ」みたいな話になりましたね。

来週はいよいよ麦まきイベントです。
参加申し込みが多く、早目に締め切らせていただくことになりそうです。
ご希望の方は、急ぎご連絡ください。


畑では野菜が収穫を待ってます。

すてるとこないよ炒め

友人の松下さんから、ぴたらファームの野菜を使ったお料理の写真を送っていただきました。
題して、「すてるとこないよ炒め」だそうです。
海外出張のお疲れも、ぴたらファームの野菜があれば、大丈夫かな?




※ぴたらファームでは、ファームの野菜を使ったレシピや料理写真を募集しております。pitarafarm@gmail.comまで、お寄せいただければ幸いです。

イベント告知 「麦まきイベント」

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  「ぴたらファーム農イベント、麦をまいてみよう!」
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ぴたらファームでは、初めてのイベントを開催します。
甲斐駒ケ岳や八ヶ岳を望めるファームで、農作業をしてみませんか?

麦の穂が色づく初夏を、「麦秋」や「麦の秋」などと表します。
麦が熟し、麦にとっての収穫の秋であることから、名づけられた言葉です。
そう、麦は越冬し、5~6月ごろに実りの時期を迎えるのですね。

ぴたらファームにとっても、この地で迎える初めての冬です。
そこで、この麦まきを初めてのイベントに選ぶことにしました。

春を迎え、周りは濃淡様々な緑色に輝くなかで、文字通り小麦色に色づいた麦畑のコントラストをイメージしながら蒔くのも楽しいかもしれませんね。
お友だちとでも、お1人でも、ぜひご参加ください!

ぴたらでは、実りを迎えた後は、刈取り、脱穀し、粉にしてパンやピザを作り、おいしく食べる! というすべてを楽しめるようにと企画しています。
初夏のイベントにもご期待ください☆ 

1.期  日 : 平成22年11月13日(土)10:00~19:00

2.場  所 : ぴたらファーム
                山梨県北杜市白州町横手1304-1

3.参加費 : 
   2,000円(車参加の場合)
         3,000円(電車参加で駅までの送迎が必要な場合)
         ※当日集めます。

4.スケジュール
  10:00 小淵沢駅集合(8:00新宿スーパーあずさ) (※電車の場合) 
  10:30 ぴたらファーム (※車の場合の集合時刻)
        着替え、自己紹介、畑案内、作業説明
  12:00 ランチ ※おかずはポットラック形式  
  13:00 小麦まき 
  15:00 休憩(おかしタイム)
        畑作業
  17:00 作業終了 
  17:30 べるがの湯(入浴料別途必要) 
  18:30 べるがの湯解散 
  19:18 小淵沢駅(21:06新宿着)

5.持ち物
・農作業のできる服装(防寒対策)、長靴、
・ポットラック(持ちより)おかず1品(皆でつまめる分量、市販品OK)
※ご飯とお味噌汁はファームでご用意します。

6.募集人数 : 先着10名

7.雨天時   : 雨天は中止。
 (中止の場合は、前日18:00までにEメールでお知らせします。)

8.備 考    :
・土曜日宿泊を希望される場合は、近くの宿泊施設をご紹介します。
 費用は4,500円程度です。
・80年の、農家の離れ的なぴたらファーム邸に無料で泊まることも可能です。
・日曜日に間引き等の農作業(1,000円)も体験可能です。
   土曜日の昼以外の食事代は一食500円いただきます。
・電車は、新宿-小淵沢の指定席回数券(4枚綴り)購入がお勧め。
   片道4,000円未満で特急の自由席より安いです。
 券が余った場合はファーム側で当日購入いたします。
・高速バス利用も可能です。(片道2,440円)
   行)新宿7:20⇒小淵沢9:48
 帰)小淵沢19:04⇒新宿21:35
   予約はhiwaybus.comで⇒http://bit.ly/dwYtjI
   ※こちらも送迎可能です。
・犬等の動物は同伴できません。

9.お申込み方法pitarafarm@gmail.comに以下の内容をお送りください。
        
 ・氏名、携帯電話、Eメール、住所、
 ・当日の交通手段(電車or車or高速バス)、
 ・送迎希望、宿泊希望、日曜の農体験希望など。

おいしい野菜の見分け方 ”ちんげんさい”

おいしい野菜とは何でしょうか?

おいしいという食味の感覚は、個人差があるので基準を立てづらいですが、おいしい野菜は=健康な野菜だとぴたらファームは考えます。
おいしい健康な野菜はゆっくりと無理なく育った野菜のこと。
化学肥料を使うと肥料が一気に吸収され急激に大きくなる、そのため、その急激さに作物の細胞作りは追いつかずに、軸に亀裂が入ったり、養分や水分の通り道である維管束が不揃いになりスカスカになります。
また、使い切れなかった化学肥料の成分は野菜の細胞に蓄えられるため、苦味といった味に影響を及ぼします。

では♪ぴたらのちんげんさいを見てみましょう。

葉っぱの葉脈が左右ほぼ対称できれい、それは無理なくゆっくりと成長した証です。
そして、軸は茎の大きさに比べてぎゅっとしまっていて細い。
維管束が綺麗な円でしっかりしています。
ぴたらではこんな風にしっかりと細胞が育つ野菜のペースを大切に育てています。

参考文献:『おいしい野菜の見分け方』 

(畑担当:彩華)
※ファーム通信vol.2より転載