ぴたらむし通信 ver. 2020/8/25

 

8月25日野菜セット

7月は長雨。8月はかんかん照り。9月はどうなるのだろう?すごい台風が来るのか?バッタが飛んでくるのか?もはや、何がきても怖くないのかもしれないくらい、頭は異常な天気予報モードです。

どんな天候にも強い野菜作りとは何か?この切り口で、考えるようになったのは、初めてだけれど。1つ見直すことになったのは、すでにキーワードとしてかがげている「多様性!」でした。

ぴたらファームでは、ピーマンでも緑、クリーム色、赤、ランタン型4種。なすも、真黒なす、青なす、タイなす、水ナスの4種類、トマトは赤、黒、白、緑、黄色、大玉など7種類と、1つの野菜でもいろんな品種を育てています。

たとえ同じ野菜でも、品種が変われば、見た目も、得意な気候も、得意な性質もすこーしづつ違ってくる。例えばなすは一般的に水が好きだけど。同時に地温が高いのも好き。そんな中、今年の7月のように雨ばかりで太陽が顔を出さないとオーソドックスな真黒なすはいじけ気味だったけれど、長野育ちの在来青なすは、長野の低めの地温に慣れているため、他のなすよりも動じずに着々と大きく育ってくれました。

なすを1種類しか育てていなかったら、全くなすをお届けできていなかったかもしれないけれど。いろんななすを育てていれば、そんななすの数種類の中から、その年の気候条件の中でより力を発揮して元気に育ったなすをお届けできる。 そんな風に多様な種を育ていくことで、多様な環境に対応して多様な強さを発揮できるということを実感しています。

さて、今週新しくなったニュースレター 通称「ぴたらむし通信」(ぴたらのオーガニック野菜8種詰め合わせセットにいつも入れているニュースレター)を掲載しました。

注目は2枚目のファーム長の「たいちープロジェクト報告」です。軽いコンテンツなので、ちょっとした隙間時間やステイホームタイムのお供にどうぞ。