田んぼは、実りを迎えようとしています。

 8月初め、稲の穂が出ました。 いわゆる出穂(しゅっすい)です。 無事、出てくれました。そのうち出るだろうとは思っていても、やっぱり実際に出て、その目で見るまでは安心できないものでした。ほんと、出てよかった。やっと、そこで田んぼの一区切りがついたのでした。


黒米が出穂期を迎えたときの様子です。まだ青い稲穂の、籾の先に黒い爪のようなものがついてて、それが印象に残りました。
毎日観察してるんですが、ある時出穂に気付くんです。ふっと、自分の意識に出穂した稲が入り込んできます。不思議です。刻々と変化しているのに、感じられるのは、ある1点です。その不連続ないくつかの点をつなぎ合わせて、やっと「今年の田んぼはどうだったかなー?」とか振り返ることができます。

こちらは変わり種、ジャスミンライス(カーオ・ホーム・マリ)の出穂初期の様子です。これは日本じゃなかなか見られないんじゃないかなと思います。8月末になってやっと穂が出てくれました。

そして、そして、赤とんぼと黄金に色づいた稲穂。季節の雰囲気と稲穂の変化と自分の感覚とチューニングが合って「今年も秋になってる」と実感できるのがこの黄金色。今まさに田んぼは、実りを迎えようとしています。

このササシグレはもう稲刈りが間近に迫っています。
さて、来たる9月28日、「稲刈り」やります!
ご興味ある方は、ぜひこちらよりお申し込みください。
スタッフ一同お待ちしております。
tenki.jpの長期予報では今のところ晴れ予報です。
このまま良い天気に恵まれるのを祈るばかりです。