種まきスタート

 こんばんは さいかです。
ぴたらファームではいよいよ
夏野菜類の種まきがはじまりました。
種は私が昨年お世話になった
自然農法センターの自然農法育種を中心に、
長野県松本市にあるつる新さん(家族経営のいい感じのお店。猫がかわいい)
タネの森さん(若いご夫婦が頑張っています)
大和農園さん(ご近所の方の紹介)
などで買い揃えました。
種まきトップバッターを飾ったのは そら豆さん
つづいて レタスさん
自然農法センター育種のロックウェル
エルーゴ エルシー エルワン 
そして、スナックエンドウ 絹さやエンドウです。
19日(土)に開催予定の「踏み込み温床作りのイベント」で
温床を作った後は、その温床の熱を利用して、
夏の果菜類の種を蒔き育苗をします。
こちらのイベントの参加は、まだ若干名受け付けております。
ご興味のある方は、お早めに
上記の種のほか、既に購入した種の一部をご紹介します。
ズッキーニ 3種類(緑・黄色・かわいらしい丸いもの)
スティックブロッコリー
キャベツ(手のひらに乗る ミニキャベツに挑戦!)
芽キャベツ(通称 子持ちキャベツ?!)
コールラビ(赤と黄緑 ちなみに私は食べたことありません)
こかぶ (白や紫など)
インゲン
ピーマン(自生え品種やバナナピーマン)
なす(普通の長茄子・丸茄子・青茄子)
カラーピーマン(赤・黄色)
かぼちゃ(手のひらサイズのものや長期間おいしいものなど)
大根(宅配に入れやすい小ぶりのもの)
二十日大根(赤くて丸いのや白くて細長いものなど)
葉大根
トマト (大玉、中玉、ミニ、黄色いものなどなど)
きゅうり
赤リアスカラシナ
食用ほおずき(甘酸っぱくて 絶品です)
水菜
モロヘイヤ
つるむらさき
青梗菜
ほうれん草
島とうがらし
島オクラ
そうめん瓜
ゴーヤ
ビート
スイートコーン
などなど
ハーブ類もいろいろと植える予定です。
少しずつ宅配ボックスのおまけとしていれますよぉ。
これからをお楽しみに
さいか

映画「180° SOUTH(ワンエイティ・サウス)」 旅から学ぶサステイナブル

 

タイジュ(運営担当/東京在住)です。
今週末は仕事で「ぴたらファーム」に行けなかったので代わりに映画の感想をアップします。

土曜日に渋谷で、クリス・マロイ監督の「180° SOUTH(ワンエイティ・サウス)」を観てきました。
1968年にパタゴニア創業者のイヴォン・シュイナードとノースフェイス創業者のダグ・トンプキンスが行ったパタゴニアへの旅に触発されて、その40年後に若いアメリカ人がパタゴニアへの旅をするというあらすじ。

パタゴニアまでのヨットでの船旅も、陸路の踏破での山旅、挿入されるサーフィンやロッククライミングの素晴らしさもさることながら、この映画の底辺を流れているのは、サステイナブルなライフスタイルに切り替えることの提言である。
映画のなかでは、パタゴニアでの水力発電用のダム建設の問題を取り上げている。ダム建設は、都市での電力消費のために企業が行っているもので、それは20世紀ずっと続いてきた都市の便利で快適な生活のためには欠かすことのできない、やむをえない犠牲だと、都会の人たちは思うだろう。

この旅のなかで、若い旅人は、現地の自然の素晴らしさを体感して、そこに疑問符をつけざるをえなくなる。
「ほんとうに、都市の便利さや快適さのために、貴重な自然を壊してしまってもいいのだろうか?」と。

ただ、反対するのはたやすい。でも、自分が消費重視の快適な生活を送りながら、反対を唱えるのはフェアではない。
ほんとうに反対したいのであれば、隗より始めよだ。
都会に住んで、便利で快適な生活を享受しながら反対するのではなく、サステイナブルな暮らしを自ら体現していかなければならないのではないか!と。

旅のなかで、若い旅人は自問自答をしていく。そのなかで、自分の生き方(それも旅のようなものだ)を決めていく。

パタゴニアという会社は、創業者のイヴォン・シュイナードのもと、自然環境への負荷を抑えた物作りを行っていて、その売上の1%を環境保護団体に寄付している素晴らしい会社だ。(その経営哲学は、イヴォン・シュイナードの社員をサーフィンに行かせようにも載ってます。)
イヴォンは、今の社会の仕組みがおかしいならば引き返せばいいと、映画のなかでいとも簡単に言ってのける。企業の利益ありきの前に、理念ありき。みんながそういうふうになれば、本当に社会は変わっていきますね。

「ぴたらファーム」も、活動をとおして、サステイナブルな(持続可能な)ライフスタイルを広められたら素晴らしいなと思います。

厳冬期の種まき!

タイジュです。
遅くなりましたが、1月29日、30日の週末報告。

29日はスタッフ4名が集まれたので、小淵沢でリゾナーレの珈琲が美味しいと評判のカフェでミーティング。
春からのお米のメンバー制度の内容をつめていきました。

夜は、ゲストの松下さんと、白州でセルフビルドの家をつくっていらっしゃるMさんも交え、鹿肉鍋を食べました。
そして、スタッフの彩ちゃんの誕生日を祝いました。おめでとう☆

日曜日はぴたら亭前のサンルームで種まき。
こちらは自給用です。
(ちなみに、ビニルハウスを確保できれば、来年は冬期も野菜出荷をもくろんでいます。うまくいくかな)

さらに、ぴたら亭の転居候補先の家を見てきたり、春から借りる畑を見てまわりました。
今、一番の問題は、ビニルハウスをどこに建てるかです。
資材は既に確保したんですが、条件が合うところがないんですよね。

 
種を一粒一粒まいていきます。


種って、小さいけれど、可能性を感じますよね。


こちらは畑から持ってきたシャンツァイとワケギ


ぽかぽかのサンルーム


こちらは、枯れ野原となっていますが地目はれっきとした畑(耕作放棄地)。
ふつうに野生動物が出てきそうな雰囲気ですが、実際に鹿の糞があちこちに落ちていました。
ここに豚か山羊などの動物を放しながら開墾していくのも面白いかなと思ってます。
借りることを検討中。

ぴたらな恵方巻き

 こんばんは

今日は立春の前日 節分 です。 
節分ときたら 豆まきですが。。。
大阪あたりで有名なのは恵方巻きですね!!!

節分の夜にその年の恵方に向かって(今年は南南東)
目を閉じて一言も喋らず、願い事を思い浮かべながら
太巻きを丸かじり(丸かぶり)するのが習わしとされているそうです。
商売繁盛や無病息災を願って七福神にちなんで、
7種類の具を入れることで、福を巻き込む意味があるらしい。
気づけば、今日の月は新月 もっとも願い事のかないやすい月模様です。

恵方巻きをやらないわけにはいかなーい。

ということで
頂いた手作りのかんぴょう、干し椎茸、ぴたらの赤だいこん、
紅しょうが、はまちの刺身、三つ葉、玉子焼き
の7つの具で恵方巻きを作りました。
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泰ちゃんが山登り用のコンパスを取り出し、
慎重に南南東を割り当て。
その方角に向かって、恵方巻きをがぶりっ

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一本を一気に食べるのはなかなかの食べ応え、

ぴたらファームで動物を飼ったり、たくさんの人たちと田植えする
楽しい姿やいろんな野菜を育てる日々の暮らしを鮮明に頭の中で描きつつ、
ひたすらかぶりつくこと5分くらい。
もうすでに思い描いたことがかなったかのような
達成感のような満足感を味わいました。

きっと、思いはユニバースに伝わったことでしょう
みなさんもこのぴたらファーム作りの思いに、
どっぷりと参加してくださいっ

さいか

アレクセイと泉

こんにちは さいかです。

 白州で有機農業を女性一人でがんばるキノちゃんに誘われて、
『アレクセイと泉』という映画をみました。
(地元の白州ライブラリーで借りてきたビデオ♪ビバ地元^^)

舞台となるは、1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発
(旧ソ連・現ウクライナ共和国)の爆発事故で被災した
ベラルーシ共和国東南部にある小さな村ブジシチェ。
放射能汚染がひどく、村のほとんどが他の村へ移り住んだ。
残ったのはお年寄りと一人の若者アレクセイ。

この村の学校跡からも、畑からも、森からも、採集されるキノコからも
高い濃度の放射能が検出されるが、
唯一放射能が検出されない不思議な泉がある
この泉を生活のより所とし、
自然や動物とただただ一緒に暮らすアレクセイの姿が、
たくましく美しく鮮烈に映写されています。

土に足をつけて生きることはどういうことなのか?
生きる原点を見直すきっかけをくれるような映画でした。

馬が好きで馬のいる生活をしていみたい私にとって、
ある意味憧れる様な生活でもありました

ちなみに、映画の音楽は坂本龍一さんの手がけた音楽です。
本橋成一監督の他の作品も気になりますね。
機会があったら見てみてください