週末のこと(サンルームづくり、珈琲カスまき)

2月18日、19日の週末の農作業のご報告。

今回は、ゲストに松下さんと静岡のお茶畑再生プロジェクトの茶園借主のタカテンさん。

土曜日は、まずコンポストづくり。青色の大きなドラム缶を切って加工。もともとはブラジルから冷凍オレンジジュースを輸入するときに使った缶みたいです。こんな缶に入った濃縮ジュースを100%ジュースといって、ありがたく僕らは飲んでるんですね。店に並ぶ直前に、いかにも身体に優しいラッピングをされて、僕らは踊らされているんだなと実感。
このドラム缶、9月に白州で行われた「森カフェ」で飲料水用をためるために使っていたものなので、害はないです(念のため)。
泰斗が、すさまじい音をあげる電動ノコで切りましたが、案外大変な作業でした。

そのあと、JAXAで小惑星探査機「はやぶさ」を手掛けられたという森さんの週末宅を訪問。週末宅は、ヘンゼルとグレーテルが迷いそうな林道を上った森の中にありました。
なんとセルフビルドで、作業小屋をつくり、パンがまをつくり、家まで建てようとしている方だった。僕(タイジュ)と同じ大学出身者で話も弾みました。(ごめんなさい、圧倒されて写真を撮り忘れました(笑))

夕方にスタッフミーティング。今後のファームの計画をSWOT分析など使いながらみっちり話しました。
計画どおりなら、ぴたらファームは2011年、これまでの野菜に加えて、米づくり、養鶏、養豚などを行い、週末には農イベントを定期的に開催することになります。今の数倍の広さの農地を確保して、スタッフも増えることになるでしょう。
うまくいくことを願うばかりです。
まさに、ファーストステージから、セカンドステージに動いていくことになるわけです。

暗くなって、いつものように、べるがの湯につかります。
露天風呂から見上げる夜空は最高です。
帰って、ぴたら野菜をふんだんに使ったキムチ鍋で楽しい夜が続きました。

日曜日は、竹を使ってぴたら邸の南側にサンルームづくりを行いました。竹にビニルを張って、昼間の太陽熱を有効利用しようという考えです。さて、うまくいくかしら。

夕方に、今後、確保していこうと考えている白州の候補地をいくつか廻りました。どこも山の眺めがよく、楽しみです。
ゲストの皆さんが帰られた後も、スタッフ4人で東京行きの終電が来るまでミーティングが続きました。目指している目標が同じなので、大変ではありますが充実した時間でした。

(運営担当/タイジュ)


これはただのリンゴではありません。
木村秋則さんの作られた「奇跡のリンゴ」(貰いもの)なのです。
もったいなくて、食べれません!!


ゲストの松下さんの作られたロウソク。
イベントでもキャンドルナイトやりたいですね。


朝のぴたら邸からの眺め。


小麦畑で、麦踏み。
出てきた麦の可愛らしい芽を踏みつけます。
なんだか可哀そうな気がしますが、麦が強くなるんだそうです。
まだ、半信半疑(笑)。


近くの水田跡には氷が張っています。


ぴたらファームのメインの畑。まだ野菜が青々していますよ。
からし菜がかなり美味しいです。


こちらは、玉ねぎの苗に珈琲カスをまいています。
太陽熱を吸収して、雑草を抑制する効果を狙っています。
(ふつうはビニルを使ったマルチを行うそうですが、ビニルは分解されないため、僕らは珈琲カスマルチを試しているんですよ。)


こちらがサンルームづくり。竹を切って、庇と連結させました。


日曜日のおひるごはん。おなかすいたーー。

1月の野菜セット臨時便について

ぴたらファームでは、当初、1月~3月は野菜セットが冬季休止となる予定でしたが、
畑担当の判断により、旬の野菜を確保できることとなりました。

ついては、1月の野菜セット臨時便として2回の出荷を行います。
1月8日(土)、1月22日(土)の2回となります。
(※2月及び3月は現時点で休止の予定です。)

※お届け野菜(予定)
大根、赤カブ、人参、わさび菜、ほうれん草、ターサイ、キャベツ(または白菜)、わけぎ、漬け物

ご注文を希望される方は、以下のフォームから申し込みください。
<野菜セット注文フォーム> http://bit.ly/cgQJMF

既に注文されたことのある方は、pitarafarm@gmail.comまでご連絡いただければ結構です。

下北沢のママンカ市場(12/26)に出店します!

ぴたらファームは、12月26日(日)11:00~16:00に下北沢の「眞龍寺(道了尊)」(東京都世田谷区北沢2丁目36-15)で行われる「ママンカ市場」に出店することになりました。

東京でのイベント出店は初めてです。
お時間がありましたら、どうぞ、遊びにいらしてくださいね!

「採れたて野菜でピクルスづくり」イベント

12月11日(土)に、ぴたらファームで第2回のイベント「ピクルスづくり」を実施しました。
東京等から6名の方に参加いただきました。

当日は天気に恵まれ、畑作業もぽかぽかの日差しを浴びながらで気持ちよかったです。
最初に畑で、ピクルスに使う野菜を収穫しました。
人参、カブ、ブロッコリーなどを収穫して、一つ一つの野菜を畑でそのまま食べていただきましたが、その美味しさに驚く方が多かったです。

収穫後に、ぴたら邸の近くの小川で野菜を洗いました。
白州らしい清冽で透明感あふれる水場でしたが、雪解け水さながらの水の冷たさにびっくり。
指先をかじかませながらも、泥を落としました。
ぴたら邸の軒先に野菜を干して、ランチタイム。
ポットラック形式でしたが、皆さんの持ってきてださった料理やお菓子とても美味しかったです。舌鼓。

食後、まな板を広げて畑で採った野菜を切ってピクルスづくり開始。ファームで用意した野菜をくり抜くための型(動物の型やハート型など)を使って、思い思いの形にしました。
野菜はいったん重しを30分程のせておいて、ピクルス液が染み込みやすくします。
さらに、ピクルスに入れる香辛料の配合。唐辛子、月桂樹、粒胡椒がベースで、そこにクミンやクローブ、シナモン、コリアンダーなどの香辛料を思い思いに配合します。まさに、世界で一つしかない自分だけのピクルスです。
ガラス瓶に、野菜と香辛料、ファームで用意したピクルス液を入れて、これでピクルスのできあがり。
ピクルスはお持ち帰りいただきました。

最後に畑作業。今回は、玉ねぎ畑への珈琲カスまきの体験。
なかなか、珍しい農体験ではなかったかと思います。
珈琲カスは近くの珈琲工場から分けてもらったもので、これを成熟するまで発酵させれば肥料となるわけですが、今回は冷気から玉ねぎを守って、土の温度を上げるためのマルチ資材として利用してみました。(このあたりはファームとしてもちょっとした試みです。)
通常はゴミとして捨ててしまう珈琲カスが畑に戻ることで循環が成り立ちます。
珈琲は海外での生産のため、かなりグローバルな循環となってしまいますが、それまでただ捨てるだけであったものを有効活用していくのは、ぴたらファームの掲げる循環の考えに合うため、今回は畑に入れてみたんですよ。
珈琲カスを入れた畑は、珈琲のかすかな香りがしてまるで畑の喫茶店にでも来たような気分になりました。

畑作業を終えた後、ぴたら邸に戻って、お茶タイム。手作りのこじかクッキー美味しかったですね。
最後に感想会を行って、解散となりました。

夜は残っている方でべるがの湯に行って、ファームで育てた野菜の美味しいエスニック鍋。
翌日は、野沢菜漬けと切干大根づくりを行いました。
なんとも、充実した週末でしたね。

参加してくださった皆様ありがとうございました。


間引き人参の収穫です。


おばけカブです。


鳳凰三山と畑です。うーん、気持ちいい。


透明感あふれる小川で採れたての野菜を洗いました。


軒先で野菜の水気をとります。


さて、待ちに待ったランチタイム。おなかすいたー。


ピクルスづくり。まずは野菜のカットから。手間の長細いのは日野菜カブです。


ピクルス液です。うーん、香辛料がきいてそう!


みんなで集合写真。


スタッフのさとこさん手作りクッキー。こじかが可愛いね。


味噌。熟成された味噌と若い味噌のグラデーションです。


畑の様子。寒さに弱い野菜を守ってあげています。


日曜日。収穫した野沢菜を干した横で、お昼寝気分のお客様。


お客さんの松下さん作成。素敵な手作り品ありがとう。
シンプルな造形にびっくりするやら嬉しいやら。
これ、ぴたらファームのクリスマスカードに使うかも。


切干大根づくり。大根は出荷できない異形のものを使ってます。


シラスじゃありません。切干大根です。軒先に干しています。


野沢菜漬けと大家さんの臆病な犬、ロッキー

冬はシチューがいいね

野菜セットを購入いただいている菜実さんからシチューの料理写真をいただきました。
今の季節にぴったりですね。
パンチェッタ(塩豚)を入れられているそうです。
黄色はジャガイモではなくて、ぴたらファームのゴールデンかぶとのことです。
う~ん、美味しそう。