野菜セットを定期的に購入いただいている菜実さんからお料理写真とコメントいただきました。
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ターサイと鶏肉、カシューナッツを炒めてみました。
にんにくの醤油漬けで味付けをしたのですが、
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とても美味しそうですね。写真見ているだけでおなかがすいてきます(笑)。
ファーム探しの話の第3話です。
(これまでの話は、ブログ右のカテゴリーの「ファーム探し」をご覧ください。)
さて、前回は泰斗がWWOOF(ウーフ)として、北杜市周辺の有機農家をまわった話をしました。
僕らはファームで、野菜をつくるだけでなく、鶏や豚を飼って、循環型で農畜産業を手広く扱い、かつ、都会の人たちが農的なライフスタイルを味わえるような場所にしたいと考えていました。そのため、場所選びには、農業に適しているかどうかということに加えて、アクセス性、景観が重要でした。
候補地のひとつは、増富温泉に行く途中の集落から登ったところにある標高900mの高台。市が森を切り拓いて、新たに農地整備して、地元農家向けに提供しようとしているところなのですが、利用がほとんどされていない農地。
数ヘクタールの広さがまとめて利用できる可能性があり、民家が近くになく(アフリカ太鼓のジャンべを叩いたって平気)、加工施設が既にあり、湧水まであって、南アルプスが一望できるという利点が並びました。
一方で、集落から離れていてアクセス性に難があり、山の上に独立していて農村景観としての連続性に欠けている点が課題でした。
さらに、強敵の猿!
畑から下りたところに人がきれいさっぱりと離村してしまった5軒ほどの家屋の集落があるのですが、人がいなくなった家の屋根の上で大猿がこちらを威嚇しているではないですか。
バリ島のウブドのモンキーフォレストで猿に襲撃されてから猿への恐怖心が植え付けられてしまった僕には、う~む・・・という感じだった。
畑が荒らされたら、たまったものじゃないですものね(ちなみに、ぴたらファームが畑を構えている白州も秋になって猿があちらこちらで悪さをしているらしいです。ぴたらの畑にはまだ現れていないわけですが・・・)。
泰斗はこの候補地を結構気に入っていて、1人だったらこの地に就農していたのかもしれませんが、僕やスタッフでもある妻が二の足を踏んだこともあって、結局、ここは候補地から外れたのでした。
やはり、土地に合う、合わないのフィーリングというものがあります。(つづく)
<ファーム通信vol.6(11/26号)より転載>
野菜セットを購入いただいている松下さんから夕食の写真をいただきました。
水菜のはりがあって美味しそう。ターサイの炒め物もいいですね。
ビールでも飲めると最高でしょうね。
ぴたらファームでは、今週末12月4-5日に農体験者を積極的に受け入れます。
大根の保存作業(収穫ー葉落としー穴埋めの作業)を予定しています。
5名ほどの方にお手伝いいただければありがたいです。
(既に1名決まっています。)
ぜひ、参加してみたいという方は、pitarafarm@gmail.comまでご連絡ください。
<ぴたらファームの今後のスケジュール>
12/4-5 農体験(大根保存作業) 先着5名
12/11(-12) 農イベント「採れたて野菜でピクルスづくり」 先着10名
生活の知恵としてのいいならわしに「大根をまくとき、怒ってまくと辛い大根ができる」という言葉があります。
大根の辛味は辛子油の有無によるもので、肥料不足・水分不足や害虫におかされた場合に出やすいです。
こうした味は、人の喜怒哀楽には直接関係ありませんが、どんな作業をするときも平和な心で行わないと、作物に障害がおきますよ、という戒めの言葉です。
野菜といえど、生き物です。文句を言われ粗雑な扱いをされて育つよりも、いい言葉をかけられて楽しく植えてもらい育ったほうが素直に育つはず。
それがおいしさにつながるといっても過言ではないように思えます。
ぴたらでは「何事も楽しむことを前提に!」を合言葉に作業をしています。
時には暑さの中、寒さの中の農作業もみんなでおしゃべりしながらやると、あっという間に楽しくできちゃいます。
そんな農作業の楽しさを、イベントを通してより多くの人と共有したいと思っています。今後のイベント情報もどうぞお見逃しなく!!!
さて、大根は日本の野菜の中でも栽培の歴史がとっても長い野菜です。
古くは古事記にも登場します。
大根は、根っこの跡が縦に真っ直ぐ揃っているものが、まっすぐ素直にそだった証。根は白さが冴え、かたくしまりずっしりと重く、肌のきめ細かいものが良いものです。首が黒いものは老化してス入りが多いので避けましょう。
葉で見分ける場合は、鮮やかな緑色でみすみずしいものを選びましょう。
ぴたらの大根は、根もさることながら、みずみずしい葉っぱが自慢です。
大根の葉っぱは、実は、根の部分よりも栄養が豊富です。ビタミンAやCやミネラルがたくさん。
<ファーム通信vol.4(11/12号)より転載>
by彩華(畑担当)