ぴたらファームは、田畑を暮らしの中心に置いた持続可能な暮らしを
仲間と共に作っていこうと夢見て2010年に始まった自然循環型オーガニックファームです。
“You are what you eat.(身体は食べたものからできている)”と言うけれど、
食べものは何からできているんだろう?
わたしたちの食べものは穀物や野菜、お肉。お肉になる豚や鶏の食べものは、草や穀物。
野菜、穀物、草といった植物は、土からできる。
土ってなんだろう。
土のあるじはたくさんの微生物。
土から植物が育ち、動物や昆虫の命の源となり、
命を終えた生き物は微生物によって土に還る。
こうして巡っていくことを大切にしたい。
おいしい野菜は豊かな土の生態系のなかでつくられる。
そのバランスを崩してしまう農薬や化学肥料は使わないことが大切なのです。
私たちは、分断されてしまった横のつながりを、丁寧によみがえらせたいと思っています。
ぴたらファームの理念
1.大地に根ざした暮らし
全ては土から始まる。大地を生かし大地に生かされた暮らし。
2.持続可能な循環の暮らし
パーマカルチャーの哲学を取り入れ、田畑を中心としてエネルギー、資源、命が循環する暮らしを目指しています。
3.必要なものは自分たちで作り出す暮らし
「衣・食・住・健」に関わるものを自分たちで作り出すことを目指しています。
4.自然の巡りに学び、楽しみ、共有する暮らし
共生共創のコミュニケーションファームではたくさんの人が関わり合います。
自然の巡りに学び、楽しみ、アイディアと知恵を出し合い新しいものが生まれます。
ぴたら(pitara)は、マオリ語でテントウムシ。
テントウムシは、数ある生き物の1つだけれど、
畑では害虫となる虫を食べてくれる心強い存在であり、
パズルの1ピースを担っている。
そんな、美しいバランスを保つ自然の循環を大切にしたい。
わたしたちもその循環の中で生かされているのだから。
そんな想いで「ぴたら」の名前を借りました。