分かち合うことで豊かになる。ぴたらコミュニティー構想。 

農的な暮らしでは、やりたいことがたくさん出てきます。
そして一つ一つにたっぷり手間がかかります。
手間のかかっては経済が回りませんから、どうしても効率を優先するようになりますよね。
農的な暮らしを1人や2人で作ろうと思うと、とてもハードワークになりがちです。
ではコミュニティーなら?
複数いればいろいろなことが出来ます。個人個人が全てを出来なくても、分かち合うことで楽しみ、喜びも共有できます。
ハーブが好きな人はいたらハーブを売って業にもなり、また暮らしの中ではハーブティーとして楽しめたり、虫除けスプレーをつくったりもできます。建築の好きな人がいたら家を建てて業にもなるし、シェアハウスのメンテナンスができます。
それはアートでも音楽でも教育や癒しの分野でも分かちあいの暮らしが作れるでしょう。
様々なことをシェアし合えるので、経済も回しやすくなります。
今の社会でももちろん分業化されて分かち合っていないわけではないのですが・・
問題は、社会があまりに大きくなり過ぎてしまっていること。
全ての循環が目に見えるくらいの範囲の、小さな暮らしがいい。
求め過ぎず、足るを知る暮らしがいい。小さな経済でいい。
それから、人が大地から遠く離れてしまっていること。


自然から切り離されてしまっている。
人だって自然の一部なのだから、大地と繋がって生きていかなくちゃ。

人も大地に生かされている、自然の循環の中で生かされているんだという当たり前のことを常に意識することが、とても大切なことです。
自然に寄り添った暮らし、手づくりの暮らしは本当に楽しいものです。
楽しくそんな暮らしを実践し、伝えていく。
今の経済でも成り立つ豊かな農的暮らしのモデルになれたなら、どんどんと広がり、きっと世界も変わっていくでしょう。
コミュニティー構想の先にそんな夢を見ています。

【ぴたらコミュニティーの理念】
・暮らしに必要な物は、自分たちの手で作りだそう。
・各々の得意なこと、好きなこと(X)を分かち合って豊かになろう。
・楽しく暮らしを実践し、伝えていこう。
【ぴたらコミュニティーの目指す暮らし】
・大地に根ざし、生きる基本となる衣食住に関わる暮らし
・自然と調和し、そのリズムに寄り添う暮らし
・暮らすと働くを区別しない暮らし
・経済にとらわれ過ぎない、人間らしくゆとりのある暮らし
・多様性を受け入れる暮らし・・人も自然も多様だからこそ、うまくいく。